Salesforce AppExchange で近日公開

コードを書かずに Salesforce カレンダーを設定する

100 以上のプロパティと聞くと大仕事に思えますが、実際はウィザードと 3 つの質問、そして保存する前にカレンダーを確認できるライブプレビューだけです。

公開日 2026 年 8 月 19 日 · 更新日 2026 年 10 月 21 日 · MultiDatePick

機能が豊富な Salesforce コンポーネントの多くは、2 回覚える必要があります。1 回目はプロパティを理解するため、2 回目は前回どの組み合わせを選んだかを思い出すためです。セットアップウィザードは、そのどちらも不要にするためにあります。何の日程を管理するのかを尋ね、設定をメタデータとして書き出し、どこでも使える名前を渡してくれます。

2 つの入口と 2 つのショートカット

[新規作成] タブを開くと 2 つの道があります。その横には、既存の設定用のタブがさらに 2 つあります。

手順に沿って案内してほしい

何の日程を管理するかについての 3 つの質問。初回セットアップに最適です。

すべてのプロパティを設定

すべてのプロパティを表示し、ライブプレビュー付き。やりたいことが明確なときに最適です。

既存の設定

保存済みの設定とそのコンポーネント種別の一覧。開いて編集やコピーができます。

インポート

Config Library や別の組織から設定を貼り付けます。

Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード: [新規作成]、[既存の設定]、[インポート] タブの下に、[手順に沿って案内してほしい] と [すべてのプロパティを設定] の 2 つの選択カード
[新規作成] の 2 つの道。ほとんどの管理者は左から始めます。
MultiDatePick の Salesforce セットアップウィザードのアニメーション手順: 「すべてのプロパティを設定」と「リソース予約」を選び、設定に名前を付け、予定オブジェクト、日付、アドバイザー、定員の各項目をドロップダウンから選択。続いて時刻と状況の項目を選び、「確認と保存」の概要で完了
予約の設定を最初から最後まで。オブジェクトも項目もすべて絞り込まれたドロップダウンから選ぶので、API 参照名を入力する人はいません。

最初から最後まで 5 つのステップ

ステップ設定するもの
1. 名前と種別設定名と、どのコンポーネント用か: Dates、Dates & Times、Resource Booking のいずれか。
2. オブジェクトと項目レコードを保持するオブジェクト、日付項目、親への参照項目、そしてリソースを予約する場合はそのリソース。
3. 時刻項目時刻を受け取る設定では、開始時刻と終了時刻、時間枠の間隔、営業時間。
4. 状況と表示状況の色、ホバー項目、編集モード。
5. 確認と保存すべての選択の概要を確認して保存。

すべてを決める 3 つの質問

ガイド付きの道では、プロパティではなく、作りたいレコードの形について質問されます。回答の組み合わせはどれも有効で、その組み合わせでコンポーネントが何を書き込むかが決まります:

  1. 時刻が必要か、日付だけでよいか? 日付のみ、日付ごとに時刻、または親ブロックとその中の空き時間を表すサブブロック。
  2. リソースを予約するか? なし、1 つずつ、または複数を同時に。
  3. 連続した日付を 1 つの期間にまとめるか? 日付ごとに 1 件のレコード、または開始と終了を持つ 1 件のレコード。

回答はそれぞれ独立しているので、プリセットのメニューではなく、可能性の組み合わせ全体を表します。6 週間分の月曜から金曜は、30 件のレコードにも 6 件にもなります。それを、データが存在する前のこの段階で、意図して選びます。

Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード: レコードの形を決める質問ページ。時刻、リソース、範囲についての質問と、各回答に付いたデータの形の小さな図
各回答カードには、その選択で作られるレコードの小さな図が付いています。

保存する前にライブプレビュー

プロパティを変えると、フォームの下のプレビュー欄に実際に動くカレンダーが表示されます。2 か月表示をオンにすればすぐに現れ、状況の色を追加すればセルが色付きます。本物のコンポーネントなので、承認したものがそのままデプロイされます。

日程管理の設定で高くつく失敗は、実際のレコードができるまで見えないレコードの形の判断ミスです。決めている最中にカレンダーの反応を確認できれば、そのリスクの大半はなくなります。

Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード: コンポーネント種別の選択の下に、実際に動く Salesforce カレンダーを表示したライブプレビュー
プレビューは本物のコンポーネント。見たとおりのものがデプロイされます。

ステップの中身: オブジェクトと項目、時刻項目、状況と表示

MultiDatePick の Salesforce セットアップウィザード [オブジェクトと項目] ステップ: すべての項目が選択したオブジェクト (ここではアドバイザーの予定とアドバイザー) で絞り込まれたドロップダウン。定員項目のリストを開くとアドバイザーの数値項目だけが表示される
すべての項目がドロップダウンで、選んだオブジェクトと適切な項目の型で絞り込まれています。

予約や日程管理の設定で主な作業を担うのは 2 つのステップです。[時刻項目] では、カレンダーに必要な開始時刻、終了時刻、間隔を対応付けます。[状況と表示] では、状況に応じたセルの色からホバー時に表示する項目まで、見た目を仕上げます。

Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード [時刻項目] タブ: Booking コンポーネント用に開始時刻、終了時刻、間隔、営業時間、時刻表示モードを設定した状態
時刻項目: 時刻の項目、間隔、営業時間。
Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード [状況と表示] タブ: 状況項目、状況の色、ホバー項目、編集モードを設定した状態
状況と表示: 色、ホバー項目、編集モード。

[状況と表示] では、状況項目を選び、各値に色を割り当て、その色でカレンダーのセルを塗るか、時間枠グリッドを塗るか、両方かを選びます。ホバー項目を追加すると、予約にカーソルを合わせたときに詳細をプレビューできます。

実際に書き出されるもの

保存すると、カスタムメタデータのレコードがデプロイされます。その結果、3 つのことが言えます:

  • デプロイできる。 カスタムメタデータは、ほかのコンポーネントと同じように、Sandbox から本番まで通常のデプロイパイプラインで移行できます。
  • 再利用できる。 どのコンポーネントでも Config Name(設定名) にその名前を入れれば、設定全体が読み込まれます。1 つの設定を、いくつもの場所で。
  • 組織の中にとどまる。 ベンダーのサーバーには何も保存されないので、設定は自社のものであり、[設定] からも確認できます。
デプロイについて。 カスタムメタデータのデプロイは非同期で行われます。ウィザードは約 2 分待ち、それでもレコードが現れない場合は、デプロイ ID と [設定] → [リリース状況] へのリンクを表示します。負荷の高い組織ではウィザードの待ち時間より長くかかることがありますが、デプロイ自体は完了します。
実行できる人。 設定を作る管理者には MultiDatePick - Setup を割り当てます。セットアップウィザードが含まれています。カレンダーを使う全員には MultiDatePick - User を割り当て、MultiDatePick - All Access はその両方をカバーします。

インポート、エクスポート、見落とされがちな対応付けのステップ

[インポート] タブでは、JSON の設定を受け取って保存済みの設定に変換します。Config Library はこの仕組みで動いています。休暇申請、会議室予約、フリーアドレス、面接日程調整、社用車の予約など、40 以上の既製の設定が揃っています。

MultiDatePick の設定をインポートするアニメーションデモ: Web サイトの Config Library で「従業員の休暇申請」カードをコピーし、セットアップウィザードの [インポート] タブに貼り付け、すべての項目が解決されたことを確認してデプロイ。続いて Lightning App Builder で MultiDatePick Dates コンポーネントを Lightning ページにドラッグし、Config Name(設定名) を入力して保存
Config Library から動く Lightning ページまで: コピーして貼り付け、デプロイし、コンポーネントをページにドロップして設定名を入力。

最も時間を節約できるステップがスマートな項目マッピングです。ライブラリの設定はデモ用のオブジェクトを参照していますが、自社の組織には独自のオブジェクトがあります。ウィザードは貼り付けた瞬間にすべての参照をスキャンし、組織に存在しないものに印を付け、その横にオブジェクトの実際の項目一覧から読み込んだドロップダウンを表示します。ウィザードの中で対応付け直して [適用] をクリックすれば、書き換えた JSON でデプロイされます。テキストエディターも、検索と置換も、再アップロードも不要です。

Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード: スマートな項目マッピングの表。インポートした項目参照のうち解決済みのものには緑のチェックマーク、未解決のものにはドロップダウンが表示され、管理者は組織のオブジェクトで該当する項目を選べる
未解決の参照ごとに、組織のスキーマから読み込んだドロップダウンが表示されます。
Salesforce の MultiDatePick セットアップウィザード: 設定 JSON の貼り付け欄とエクスポートのセクションがある [インポート] タブ
設定を貼り付け、対応付けて、保存。XML も CLI も不要です。

エクスポートはその逆の流れで、設定を共有できるようにします。ある組織で動いている設定は、貼り付けるだけで別の組織でも動きます。

設定ができたら使ってみる

3 つのコンポーネントのいずれかを Lightning レコードページ、アプリケーションページ、ホームページ、Experience Cloud サイトにドロップし、Config Name に付けた名前を設定して、ほかのプロパティはすべて空欄のままにします。値は設定から読み込まれます。アプリケーションページ、ホームページ、Experience ページでは、Static Parent Record Id に親レコードを指定してください。

画面フロー (Screen Flow) の中でも同じです。Config Name に設定の名前を入れれば、オン/オフの設定はすべて設定から読み込まれます。Flow Builder でチェックボックスを 1 つも設定する必要はありません。フロー専用のいくつかの項目 (Required、Show Inline、Output Date Ranges as JSON) は、自分でオンにしない限りオフです。親レコードは Parent Record Id に渡します。

空の組織から動くカレンダーまで、クリックだけで

ライブデモでコンポーネントを試してから、「はじめに」に沿って自社の組織でウィザードを実行してください。

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